衣装合わせの巻|何から決める?ドレス・和装の選び方と予算
衣装合わせでは、ドレスや和装を選ぶだけでなく、着数、小物、ヘアスタイル、お色直しなど、さまざまな選び方があります。
挙式スタイルによって選ぶ衣装も変わってくるため、どのような挙式にしたいかも考えながら、お二人に合った衣装を探してみましょう。

忍と花の相談室

「忍さん、ドレスを見るのは楽しみなんだけど、見れば見るほど迷いそう……」
「最初から一着に絞らなくてもよいでござる。まずは、どのような選び方があるのかを知っておくとよいでござるよ。」
「ドレスを選ぶ以外にも考えることがあるの?」
「着数、小物、和装、前撮り、お色直しなど、組み合わせ方はいろいろあるでござる。選択肢を知ってから、お二人に合う形を探していくでござるよ。」
まずは「当日、何着にする?」を考える
衣装合わせを始める前に、まず考えておきたいのが当日の着数です。
ウェディングドレス一着でヘアスタイルや小物を変える、ウェディングドレスからカラードレスへお色直しをする、ウェディングドレスから和装へ変える、和装からウェディングドレスへ変えるなど、組み合わせはいろいろあります。
当日はドレスを中心にして和装は前撮りで楽しむこともできますし、挙式や披露宴のお色直しで和装を取り入れる選択肢もあります。
同じ衣装でも、ヘアスタイルやアクセサリーを変えることで印象を変えることができます。一方で複数の衣装を選べば、違った雰囲気を楽しむこともできます。
「何着が普通?」だけで考えるのではなく、「当日はどのように過ごしたい?」という視点も加えることで、お二人に合った選択肢が見つけやすくなります。

「どのような衣装を選びたいか」を考える
ウェディングドレスには、Aライン、プリンセスライン、マーメイドライン、スレンダーライン、エンパイアラインなど、さまざまなシルエットがあります。
袖のあり・なし、背中のデザイン、レースやサテンなどの素材、トレーンの長さ、白の色味などにも違いがあり、同じシルエットでも印象は変わります。
カラードレスも同様に、色だけでなくシルエットや素材、柄、装飾などによって雰囲気が変わるため、「何色にするか」だけではなく、どのような一着を選びたいかという視点で見てみると選択肢が広がります。
気になる衣装の写真を保存しておくのもよいですが、最初から好みを絞りすぎず、自分では選ばなかったデザインや衣装担当者から提案された一着を試着してみることで、新しい発見につながることもあります。

新郎にはサプライズ?
ファーストミートを希望する場合は、衣装を当日まで新郎に見せずに選ぶという楽しみ方もあります。
当日の支度場所を分けられるのか、どこでファーストミートができるのかなどを式場に確認してみましょう。
衣装そのものだけでなく、「いつ初めて見てもらうか」も結婚式の楽しみ方のひとつになります。

衣装だけではありません。
「小物」も確認しましょう
ドレスの印象は、ベール、ティアラ、ヘッドアクセサリー、イヤリング、ネックレス、グローブ、シューズなどの小物によっても変わります。
すべてを衣装店でレンタルするほか、衣装はレンタルしてアクセサリーを自分で購入したり、思い出のアクセサリーを使ったり、挙式と披露宴で小物だけを変えたりする選択肢もあります。
何が衣装料金に含まれているのかを確認しながら、自分たちで用意できるものや持ち込めるものも見ていくことで、コーディネートの選択肢を広げることができます。
和装は「衣装・髪型・お支度時間・予算」を確認しましょう
和装には、白無垢、色打掛、黒引き振袖などがあります。髪型や装いも、洋髪、日本髪風、角隠し、綿帽子などの選択肢があります。
和装を楽しむタイミングも、和装で挙式をする、披露宴のお色直しで和装を選ぶ、結婚式当日はドレスを中心にして前撮りで和装を楽しむなど、いくつかの選択肢があります。
「当日はドレスを着たいけれど和装も着てみたい」という場合も、結婚式当日だけに限定せずに考えることで選択肢が広がります。
和装は衣装だけでなく、着付けやヘアスタイルによってお支度に必要な時間や料金も変わるため、当日の進行や予算と合わせて考えてみるとよいでしょう。

初期見積もりの価格帯で、
どのくらい選べるのでしょうか
初期見積もりに衣装料金が入っていても、その金額ですべての衣装から選べるとは限りません。
「この価格帯では、どのくらいの衣装から選べますか?」「気になっているデザインは、どの価格帯が多いですか?」「価格帯をひとつ上げると、どのような衣装が選べるようになりますか?」など、金額と一緒に実際の選択肢を確認してみましょう。
最初から予算だけで絞るのではなく、価格帯によって選べる衣装がどのように変わるのかを知っておくことで、予算とのバランスも考えやすくなります。
衣装だけでなく、必要なものを含めた総額を確認しましょう
衣装を選ぶ際は、衣装本体の料金だけでなく、アクセサリーやベール、インナー、シューズ、着付け、ヘアメイク、新郎衣装など、必要になるものも含めて確認しておくと全体の予算が分かりやすくなります。
「この衣装の料金はどのくらいですか?」だけではなく、「このコーディネートに必要なものを含めると、料金はどのくらいになりますか?」と確認すると、衣装ごとの比較もしやすくなります。
衣装だけを見るのではなく、小物なども含めた料金を知っておくことで、予算に合わせてどこにこだわるか、どこを変えるかという選択肢も考えやすくなります。
持ち込みは可能?持ち込み料も
確認しましょう
着てみたい衣装や利用したい衣装店がある場合は、持ち込みができるかも確認してみましょう。
外部ショップでレンタルする、購入したドレスを持ち込む、家族から受け継いだ衣装を着る、アクセサリーだけを持ち込むなど、持ち込みにもさまざまな形があります。
一方で、持ち込み料が必要になる場合や、搬入・保管・着付け・返却を自分たちで手配する必要があるなど、式場提携の衣装を利用する場合より手間が増えることもあります。
持ち込みを希望する場合は、料金だけでなく当日までの準備や式場で受けられるサポートも確認したうえで比較すると、選択肢として検討しやすくなります。
仮押さえ・変更・キャンセルの条件を確認しましょう
気になる衣装が見つかったときは、その場で決定するだけでなく、仮押さえをしてほかの衣装と比較できる場合もあります。
仮押さえできる期間や着数、決定後の変更が可能か、変更料が発生する時期、キャンセルの条件などは衣装店によって異なるため、衣装を決定する前に確認しておくと安心です。
条件を知っておくことで、「今日決めなければ」と焦らずにほかの衣装を見たり、別の候補と比較したりできる場合もあり、選択肢を残しながら衣装合わせを進めやすくなります。
新郎の衣装や「お色直し」も考えておきましょう
新郎衣装も、タキシードそのものを変えるだけでなく、ジャケットを脱いでベストスタイルにしたり、レギュラータイ、蝶ネクタイ、アスコットタイなどネクタイの種類を変えたり、シャツ、チーフなどの小物を変えたりすることで印象を変えることができます。
新婦のお色直しに合わせて新郎も衣装を変えることもできますし、1着をベースに小物を変えて雰囲気を合わせる選択肢もあります。
お二人の衣装を別々に考えるだけでなく、色や素材、披露宴全体の雰囲気を合わせてコーディネートしてみると、選び方がさらに広がります。

当日の過ごし方も少し考えてみましょう
衣装合わせの段階では、結婚式当日の進行まで具体的にイメージできないこともあります。
その場合でも、たくさん写真を撮りたい、ゲストとゆっくり過ごしたい、ガーデンを使いたい、お色直しを楽しみたいなど、「どんな時間にしたいか」を少し考えておくと衣装を選ぶヒントになります。
衣装によって歩きやすさや座りやすさが異なり、お色直しをする場合は支度に必要な時間も変わります。
複数の衣装を楽しむ選択肢もあれば、一着を長く着てゲストと過ごす時間を増やす選択肢もあります。
試着するときは鏡の前で見るだけでなく、可能であれば少し歩いたり座ったりしてみることで、デザイン以外の違いにも気づきやすくなります。

